接遇サービス【和式礼法】
2014年 06月 24日
最近、はりきって夏用の半袖シャツを買ったのですが
朝になると、長袖か半袖かどちらを着るべきかで悩み悩んで結局
“長袖の袖を捲る”という行為に走っている実習助手の田中です。
日々、起きた瞬間から選択の連続!
選択するならばいい方向に、石が転がるようにしたいものですよね。
一つ一つが人生の選択であることを意識し、
できることならば“いい選択肢を持つ(知っている)人”になりたいものです。
でも…知っているようで知らない、当たり前と思われがちだけど
実際は正しいかどうかわからない、そういうことってたくさんありますよね。
たとえば、物の渡し方。
法則に則って、きちんと手を添え、
相手の取りやすいように、持ちやすいように。
当たり前と思われるかもしれませんが、
意外と出来ていない…?お箸の正しい使い方。
箸置きの上に置かれたお箸をどうやって手に取るか、
お箸の持ち方は?豆を使って正しいお箸の扱い方が出来ているか。
社会に出てたら常識といわれるけれど、
実際、学校では教わることの少ない冠婚葬祭で使う
のし袋の扱い方や法則はどうでしょう。
裸でお金の受け渡しがないように半紙を使用して、中袋を折ります。
畳のある家が少なくなっている日本。
畳の上での座り方や立ち方、座礼、座布団の扱い方、ふすまの開け閉めは?
風呂敷の扱い方はどうでしょうか。
きっと若い年代の人には馴染みも浅く使用する機会も少ない…
ですが日本に古くから伝わり愛され、
ビニール袋のように捨てることなく変幻自在に何度も利用できる風呂敷は
この時代にこそ便利で、使い勝手がいいものかもしれません。
以上、いかがでしたでしょうか。
日常はもちろん仕事上でも起こりうるさまざまなこと…
相手に不快な思いをさせることなく、
対応することができるでしょうか?
こちらの写真は観光プロデュース学科一年生の授業の様子です。
この授業は先日終了しましたが、
泉田先生から接遇サービスの基本【和式礼法】を学びました。
礼、美しい立ち居振る舞い、訪問と応接の心得、折り方礼法。
当たり前のようで、しらないこと。
当たり前のようで、できないこと。
【和式礼法】を通して、
知識はもちろん、おもてなしの精神・心遣いを身に付け
ただ知っているだけではなく実践できる人材になれるように。
私たちは朝起きるその瞬間から選択が始まります。
あと長く5分寝ようか、
それとも今日は早起きして余裕をもって準備するか。
知ってるけどみんなやってないからやらないか、
それとも自分から進んで実践して挑戦してみるのか。
日本人がもつ美しい精神や文化を身に付け、それを体現するには…
やはり毎日の積み重ね、日々の選択が重要なのかもしれませんね。
by mitegansyo
| 2014-06-24 11:03
| 学ぶ!
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