会津田島駅にSLが来ました!
2021年 12月 07日
皆さんこんにちは、
観光プロデュース学科2年の生江です。
今回は11月23日に会津田島駅で展示されたSLについて紹介します。
展示されたのは、東武鉄道で運行され「SL大樹」で使用されている
C11形325号機とディーゼル機関車DE10形1099号機です。
展示の準備をするC11形325号機
新型コロナウイルスの影響で南会津を訪れる観光客が減少していることもあり、
南会津の魅力を伝え地域の活性化に繋げることを目的に「SL大樹」の展示・おもてなしイベントが行われました。
東武鉄道では2017年8月、51年ぶりにSLを復活させ、
栃木県日光市の東武鬼怒川線、下今市駅~鬼怒川温泉駅間で運行されています。
また、2020年10月より東武日光線の東武日光駅まで「SL大樹 ふたら」も運行されています。
展示されたC11形325号機は、終戦翌年の1946年に製造され、東日本で活躍した機関車です。
この機関車は茨城県と栃木県を走る第三セクターの真岡鐵道が、観光列車「SLもおか号」の予備機として1998年10月に復活しました。
C11形325号機は真岡鐵道だけではなく、JR東日本へ貸し出され、出張運転も行われました。
皆さんの中で覚えている方が多いと思いますが、
JR東日本の只見線でSLのイベント列車が走っていましたが、そのSLがこのC11形325号機です。
2001年10月のJR只見線をはじめ、これまでに山形県の左沢(あてらざわ)線、宮城県の石巻線などで出張運転が行われていました。
しかし、SL維持費高騰により、真岡鐵道は2018年に325号機を売却することが発表され、
2019年3月に東武鉄道が購入し、同年12月1日で真岡鐵道から引退しました。
2020年7月に東武鉄道へ譲渡され、同年12月から運行を開始して現在に至っています。
私は当日、会津田島駅へ行き、実際に釜に火が入った状態で展示された姿を見ました!
JR只見線の出張運転以降、325号機は東武鉄道で元気に活躍しているか心配でしたが、
5年ぶりに再会して元気に活躍している姿を見ることができました。
C11形325号機は東武鉄道へ譲渡されても地域の方々などに親しまれていることを感じて嬉しくなりました。
JR只見線の出張運転で325号機が牽引する客車に乗車しましたが、
今度は東武鉄道で325号機が客車を牽引するSL大樹に乗車したいと思います。
長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
by mitegansyo
| 2021-12-07 13:00
| 紹介する!
|
Comments(0)